線の太さ

テキストの各課題手本を見ても分かるように、字粒によって線の太さを変えることが望ましく、字粒が大きければ線は太く、字粒が小さければ線は細く、字粒に合ったペンで書きます。
水性ボールペンでは、0.28mm~0.5mmのペンがよく使われますので、中から課題に合ったペンを選べば良いのですが、人によって差が生じるのが現実です。
書く速度や筆圧で線の太さはかなり違ってきますので、ご自身の書き方に合わせてペンを選ぶか、同じペンでも速度・筆圧を変えるとどうなるか試みると良いでしょう。

画像の文字が、それぞれ何mmのペンか分かりますか?

答えですが、実はすべて0.3mmで書いています。
同じペンでも意識し調整して書けば、これだけの違いが出るということです。
これも技量のひとつですので、出来ると有益です。

 

 

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